ガイド
奥付の書き方
奥付は作品を追える情報と、紙本・電子版それぞれの発行記録を分けて整えます。必要な項目や公開範囲は、発行形態と対象先の現行案内に合わせます。
版を見分ける記録
奥付は、作品をたどる記録と公開する情報を分けて組む。
紙本と電子版で同じ作品を出す場合も、先にそろえるのは作品名、版、作者・サークル、発行日または更新日です。その後で、紙本なら実物と印刷所、電子版なら公開中の版と販売先へ、それぞれ確認する情報を分けます。
共通の作品記録
発行形態より先に、どの版かを残す。
- 作品を見分ける情報
- 書名、版名または改訂の区別、作者・サークル名を、紙本と電子版で同じ作品を照合できる形にします。
- 時点を示す情報
- 発行日、公開日、更新日を、今回の版に対応する日付として扱います。別の版の日付をそのまま流用しません。
- 公開する連絡入口
- 購入者や読者が作品について連絡できる入口を選びます。連絡を受けるために不要な個人情報まで載せる必要はありません。
実物と印刷の条件へ戻る
紙本では、奥付を置く位置、印刷所名を記すか、印刷所が示す表記や入稿時の条件を、今回使う商品と現行案内で確認します。電子版の更新情報を、そのまま紙本の欄へ押し込む必要はありません。
- 実物のどこに載せるか
- 今回の印刷・発行に結び付く情報か
- 印刷所やイベントの現行案内で確認する項目はあるか
公開している版を追えるようにする
電子版では、配信している版、更新日、販売先または公開先、読者が確認できる連絡入口を結びます。紙本の印刷情報を固定の必須項目として写すのではなく、公開中のファイルと商品ページに戻れる記録を残します。
- ファイルと商品ページは同じ版か
- 更新した日と変更の案内は追えるか
- 販売先の現在の入力・公開条件を確認したか
連絡先と注意書きは、できることを増やす魔法ではない。
連絡先は、読者が作品について確認する入口です。住所や私的な連絡先を載せることと同じではありません。誰が何について受けるかを決め、公開する範囲を自分で選びます。
奥付や注意書きだけで、権利許諾、免責、販売先の受理が決まるわけではありません。二次創作、分級、販売先の入力条件などは、今回の対象先の現行案内へ戻って確認します。