ガイド
在庫管理の基本
在庫は残り冊数ではなく、販売可能、確保、移動中、販売済み、損耗、差異という状態の記録です。作品・版・場所・時点を一行に混ぜない方法を整理します。
STOCK MOVEMENT
在庫は残り冊数ではなく、状態の移動として残す。
同じ一冊でも、手元で販売できる、予約分として確保した、委託先へ渡した、販売した、見本や破損になった、という状態が違います。作品名と版だけでなく、販売先、数量、記録日、確認した人を分けると、あとで実棚と照合できます。
出発点を数える
入荷数と手元の冊数を記録します。取り置きや見本を含めた数を、そのまま販売可能数にしません。
記録:作品/版/場所/日付売る前に別の行へ移す
予約・取り置き、イベントへの持出し、委託への送付は、誰のためにどこへ移したかを残します。
記録:状態/相手先/数量/確認者販売済みと失った冊数を分ける
イベント販売、通販販売、見本、破損、紛失疑いは同じ減少でも意味が違います。金額の記録も販売行へ紐づけます。
記録:販売先または理由/数量/日付差を消さずに残す
帳面の販売可能数と実際に数えた冊数が違うときは、差異として残します。数え直しや委託先への確認後に、根拠のある記録を追加します。
記録:実棚数/差異/確認日時一行に混ぜない六つの項目
- 作品・版
- 同じ題名でも初版、再版、修正版を区別します。
- 販売先・場所
- 手元、イベント、通販、委託先など、冊子がある場所を残します。
- 状態
- 販売可能、確保、委託中、販売済み、損耗、差異を分けます。
- 数量
- 移動した数と残った数を同じ欄へ書きません。
- 日時
- いつ数えたか、いつ引き渡したかを記録します。
- 確認者
- 委託先との照合や複数人の販売で、確認した人・根拠を残します。