ガイド
紙の選び方
紙選びは紙名の評判ではなく、作品の線・文字・色・手触りをどこで見せるかから始めます。紙見本、印刷方式、ページ数、綴じ方を同じ商品の条件で比べます。
PAPER OBSERVATION
紙名を選ぶ前に、完成した本をどう読ませるかを置く。
表紙と本文では、同じ紙の特性でも見る場所が変わります。作品の見せ方、手に取ったときの感触、文字や絵の読みやすさ、綴じ方、見積もりを順に置くと、紙名だけで結論を急がずにすみます。
文字と絵の見え方
本文では文字の追いやすさ、漫画では線と階調、表紙では最初に受け取る色や絵柄を分けて見ます。
持ったときの印象
表紙の手触りと本文をめくる抵抗は同じ目的ではありません。実物見本で、読む時間に合う感触を確かめます。
裏面との関係
濃いベタ、細い線、裏面の文字など、気になるページを代表にして確認します。紙名だけで透け方を断定しません。
背と開き方
本文紙の厚みは背幅や開き方に関わります。表紙と本文の紙を別の条件として、綴じ方と一緒に見ます。
見積もりの前提
紙の選択は部数、印刷方式、加工、在庫と結び付きます。見積もりの条件を紙名以外も含めて控えます。
最初に手に取る面
色、絵柄、手触り、加工との相性を見ます。折りや加工の可否は、同じ紙でも商品条件により異なるため、対象印刷所で確認します。
読み続ける面
文字、線、絵、ページをめくる感覚と、裏面に何があるかを見ます。厚みを決める前に、本文の代表ページを実物に近い状態で確認します。