ガイド
頒布価格の決め方
頒布価格を決めるときは、回収したい費用、販売先ごとの増加費用、すでに示した注文条件を別に置きます。計算結果は価格の可否ではなく、条件を比べる材料です。
PRICE DECISION
価格を決める前に、守る条件を三つに分ける。
頒布価格は、印刷費だけから一つの正解を出す数字ではありません。まず赤字を見落とさない条件を確認し、次に頒布先ごとの費用を分け、最後にすでに告知した価格や注文との関係を確認します。 同じ価格でも、イベント・通販・委託で残る金額は変わるため、販売先ごとの条件を一行ずつ比較できる形にします。 比較表には対象版と確認日を添え、後から価格を変える理由を追えるようにします。
下限を確かめる
一冊の制作原価、包装や特典、販売手数料を同じ条件で試算します。残額が出ても、初期支出を何冊で回収する想定かを別に見ます。
原価と回本を試算する →頒布先を分ける
イベント、通販、委託では、売り方ごとに増える費用と手数料が異なります。価格だけを変える前に、どの条件が変わるかを記録します。
費用の時点を確認する →告知済みの約束を見る
予約、既存注文、セット、特典、販売先の規約がある場合は、変更後の金額だけでなく、すでに示した条件と対応方法を確認します。
印量と在庫の条件を見る →同じ表示額でも、比較する条件をそろえる
| 比べる場面 | 先にそろえるもの |
|---|---|
| イベント頒布 | 持込数、釣り銭・決済、セットや特典の条件 |
| 通販 | 包装、送料表示、決済・販売手数料、発送の負担 |
| 委託 | 納品数、控除、精算時期、返本時の扱い |