DOUJIN PUBLISHING COMPASS / REFERENCE DESK紙・インク・製本

ガイド

活動後のふりかえり

活動後の振り返りでは、実際に起きた数量・時刻、事前の見込みとの差、次回に試す一つの変更を別欄に残します。原因を確定できない差異は確認待ちのまま記録します。

活動後に残す三冊の帳面

感じたことの前に、今回起きたことを置く。

ふりかえりでは、作品や頒布先で起きた事実、予定とのずれ、次回に試すことを別の欄に残します。一回の結果を、次回の部数や会場運用の結論に急がせないためです。 次回に試す変更は一つに絞り、何を数えれば前回との差を判断できるかまで決めてから、次の案内へ戻ります。

第一帳 事実

起きたことだけを時点付きで残す

対象
作品・版・頒布先・確認した画面や実棚。
数字
準備数、実売、予約、残数、表示在庫を別々に記録する。
時点
いつ、誰が、どこを見たかを添える。
第二帳 差異

予想と実際を同じ行に置く

事前の見込み
予定した部数、来場、頒布方法、作業時間。
実際の記録
現場で起きた数量、列、欠品、余り、変更。
未確認
原因を決められない差異は、そのまま確認待ちで残す。
第三帳 実験

次回に変える一点を観察可能にする

変えること
部数、表示、梱包、役割など、次回に一つ選ぶ。
見る指標
何を数え、どの時点で前回と比べるかを書く。
戻る先
次回の会場・販売先・印刷所の現行案内を改めて確認する。

次回の決定は、今回の数字だけで閉じない

部数、頒布方法、在庫の扱いは、作品、版、販売先、次回の条件で変わります。記録を根拠にしながらも、次のイベントやサービスの現行案内を照合してください。

次回の比較には、変えなかった条件も残す

部数だけを比べても、作品の版、頒布先、価格、会場、準備数、確認時点が違えば原因は読めません。次回に一つだけ変えるなら、前回とそろえる条件、観察する数字、確認する日時を決めます。分からない差異は、もっともらしい理由にせず、未確認の記録として残します。