DOUJIN PUBLISHING COMPASS / REFERENCE DESK紙・インク・製本

ガイド

無料配布・ノベルティの設計

無料配布とノベルティは、渡す理由、対象作品、制作数、残部、配布条件を分けて設計します。本体在庫や購入特典と同じ数として扱わないようにします。

配る物にも三つの帳面を置く

無料配布とノベルティは、本体の在庫・費用・受渡しと混ぜない。

「おまけ」として用意した物も、作る費用、机面の場所、渡す条件、残った後の行き先を持ちます。本を買う人、会場に来た人、特定の条件を満たす人など、誰に何を渡すのかを先に決めます。

受け取る条件

誰に、何を渡すか

本体の購入、来場、既存の取り置きなど、対象となる条件を言葉で残します。条件が変わるなら、旧案内を残して読者に判断させません。

記録:対象/作品・版/条件の確認日
配る単位

数と場所を決める

一人につき何点か、どの机面・受渡しで渡すか、同じ人へ重ねて渡さないために何を確認するかを決めます。配布数は本体の販売数ではありません。

記録:配布単位/持出数/終了の扱い
残った後

余りの行き先を決める

持ち帰る、次のイベントへ回す、通販や別の配布へ移す、配布を終えるなど、在庫状態を別に残します。費用や保管を無視して増やしません。

記録:残数/保管先/次の確認時点

本体の頒布物と、同じ判断にしない。

費用
制作費、配布に必要な資材、保管の負担を本体の価格だけで隠さない。
在庫
販売可能な本、配布物、見本、持出し分を別の状態として数える。
条件
イベントの配布・年齢・卓上に関する条件は、主催者の現在の案内へ照合する。

配り終えた数を、本の売上にしない

持出数
会場へ持ち出した配布物の数。
交付数
条件を満たして実際に渡した数。
残部
次回へ回すか、配布を終えるかを決める数。