DOUJIN PUBLISHING COMPASS / REFERENCE DESK紙・インク・製本

ガイド

見本誌の扱い方

主催者へ提出する見本と、卓上で読者に見せる見本は同じ役割ではありません。提出・閲覧・販売可能在庫を分けて記録し、今回の主催者案内へ戻ります。

二種類の見本を分ける

主催者に渡す本と、読者に見せる本は、同じ役割ではない。

「見本誌」と呼んでも、イベントに提出するための本と、机上で閲覧してもらうための本では、渡す相手も確認する条件も異なります。何のための一冊かを先に分けると、販売用在庫との取り違えを避けられます。

主催者へ渡す見本

イベントの案内に沿って扱う

目的
主催者が今回のイベントで必要とする確認・提出のためのもの。
確認すること
提出要否、部数、渡す場所・時点、回収の有無、表記など。
戻る先
今回の主催者の現行案内。過去回や別イベントの扱いを流用しない。
読者が見る見本

卓上で作品を知るためのもの

目的
読者が作品の内容や版を確認し、頒布物と結び付けるためのもの。
確認すること
閲覧の方法、補充、持ち去り防止、区分や卓上表示との関係。
戻る先
自分の設営、作品の頒布条件、会場内の閲覧に関する案内。

見本に回した冊数を、販売可能数へ戻さない。

提出した見本、机上で読んでもらう見本、販売する本、取り置き分は、同じ「残り冊数」ではありません。どの目的でどこへ移したかを記録し、イベント後は実棚と照合してください。

見本が減る場面を、販売数の減少と書かない

主催者へ渡す見本、卓上で読んでもらう見本、持ち帰ったり破損したりして販売できなくなった本は、いずれも同じ「残部」ではありません。渡す相手、返却の有無、補充する数、販売可能在庫から分けた日を残しておくと、閉場後の数え直しで理由を追えます。