DOUJIN PUBLISHING COMPASS / REFERENCE DESK紙・インク・製本

ガイド

匿名配送と個人情報

匿名配送と個人情報は、読者へ見える情報、配送サービスへ渡る情報、自分の記録に残す情報を分けて確認します。対応範囲は利用サービスの現在の仕様に戻します。

情報を使う時点

注文の流れに沿って、必要な情報だけを扱う。

自家通販では、注文、発送、問い合わせ、記録のために見る情報が同じではありません。誰がいつ何の作業のために確認するのかを状態ごとに分けると、住所や連絡先を「あるから使う」状態から離れられます。

注文確定

作品と注文を結び付ける時点

目的
何を、どの条件で受け付けたかを確認する。
見ること
作品、数量、注文状態、販売先が示す確認手順。
分けること
未確定の注文を発送作業の一覧へ入れない。
発送準備

荷物を正しい先へ渡す時点

目的
発送に必要な情報を、実際の発送作業へ渡す。
見ること
発送可能な注文、発送先、梱包内容、選んだ配送方法の現行条件。
分けること
発送に不要なメモや別注文の情報を同じ作業票へ写さない。
発送後の対応

問い合わせの内容を注文へ戻す時点

目的
問い合わせがどの注文・どの状態に関するものかを確認する。
見ること
問い合わせの入口、対応中の内容、販売先または配送サービスに確認する先。
分けること
住所変更、取消、受取拒否、配送遅延の結果をサイトだけで決めない。
記録保存

あとから確認するために残す時点

目的
対応した事実と、販売・発送の状態を後で照合できるようにする。
見ること
自分の販売運用、販売先の現行案内、必要な記録の範囲。
分けること
目的を失った情報を、慣例だけで残し続けない。

匿名配送は、情報がまったく存在しないという意味ではない

利用できる範囲、どの情報が誰に見えるか、例外時の手順、料金、追跡、住所変更の扱いは、販売先と配送サービスの組み合わせで変わります。名称だけから「完全に匿名」「この対応なら必ず変更できる」と結論づけず、今回使うサービスの現行案内と、自分が問い合わせを受ける手順を同時に確認します。