ガイド
背幅と背表紙の基礎
背幅はページ数だけの数字ではなく、本文紙の厚みと綴じ方を合わせた結果です。表紙展開へ移る前に、紙の根拠とテンプレートの背領域を同じ条件で揃えます。
SPINE DECISION
背幅は、ページ数の答えではなく
紙と製本を含む結果です。
背表紙を考える前に、本文ページ、本文用紙、綴じ方、対象印刷所を同じ条件で置きます。背幅の数字だけを別作品へ流用しません。
背幅を見る四つの入力
表紙を混ぜず、構成ページを含む内部ページ数を確認します。
紙名だけで推測せず、対象商品で使う紙の情報を確認します。
背幅の扱い、ノド、対応ページ数は製本方法で変わります。
表紙展開と背表紙の置き場所は、対象印刷所の現行テンプレートで確定します。
本文ページを増やしたとき
本文が増えたら、背幅だけを再計算するのでは足りません。表紙展開、背表紙文字の余白、ノド側の読みやすさ、対象製本の受付条件を同時に見直します。
取り違えやすいこと
- 01別の紙・別の印刷所の背幅を、そのまま使う。
- 02表紙4ページを本文ページ数に混ぜ、条件の範囲を見失う。
- 03背幅が出た時点で、表紙テンプレートの確認を省く。
背表紙に文字を置く前に、幅以外の条件も見る。
文字が入る幅か
背幅が出ても、文字を置く安全な幅が十分とは限りません。対象テンプレートの範囲を見ます。
中心に置けているか
表紙展開の中心と背表紙の領域を区別し、文字が表・裏へ寄っていないかを確認します。
条件が変わっていないか
紙、ページ数、綴じ方を変更したら、前の配置値を使わずに見直します。
実寸で読めるか
小さな背文字は画面上だけで判断せず、実寸に近い表示や出力で確認します。
背幅が小さいとき
無理に背表紙へ情報を詰め込むのではなく、表紙や奥付へ情報を移す選択もあります。背幅だけを理由に必要な文字の可読性を下げないでください。