DOUJIN PUBLISHING COMPASS / REFERENCE DESK紙・インク・製本

ガイド

自家通販の始め方

自家通販を始める前に、販売ページ、在庫、決済、梱包、発送、問い合わせの担当を一つずつ置きます。公開したことと、注文を履行できることを同じ状態にしません。

自家通販の引き渡し

ショップを開く前に、一冊の責任の渡り方を決める。

自家通販では、商品を公開しただけでは発送できません。作品を見せる場所、販売できる在庫、注文を確定として扱う時点、梱包して渡す作業、問い合わせを受ける入口を別々に置くと、どこで確認が止まっているかが分かります。

  1. 公開

    何を、どの条件で見せるか

    作品名、版、頒布条件、在庫表示、更新する場所をそろえます。表示した在庫が、取り置きや見本を含む数なのか、今すぐ渡せる数なのかを先に分けます。

    残すもの:販売ページの確認日・販売可能在庫
  2. 注文確定

    発送する注文をいつ決めるか

    注文を受けた時点、支払いを確認した時点、発送先を確認した時点は同じとは限りません。自分が発送対象へ移す条件を決め、未入金や確認中の注文とは別に扱います。

    残すもの:確定にする条件・注文状態
  3. 梱包・出庫

    本と同梱物を、閉じる前に照合する

    本体、特典やお知らせ、防水・折れ対策、外装は役目が異なります。一つの資材を正解にせず、冊数、厚み、同梱物、発送方法に合うかを、包む順番で確認します。

    残すもの:組み合わせ・作業担当・確認方法
  4. 発送

    作業できる日と件数を並べる

    受注数をそのまま「すぐ発送」とは扱いません。梱包と持込に使える日、1日に処理できる件数、発送済みに記録する時点を分け、無理な件数は未分配として残します。

    残すもの:発送バッチ・発送した記録
  5. 対応

    問い合わせを受ける場所を決める

    発送後に必要な確認と、販売ページの一般的な案内を混ぜないようにします。注文に関する連絡を受ける入口と、記録を見る人を決め、関係のない情報まで広げません。

    残すもの:問い合わせ入口・確認する範囲

「在庫あり」と「発送できる」を同じ状態にしない

販売可能在庫

手元にあり、今回の頒布条件で新たに販売へ回せる冊数です。予約確保分、見本、委託中、破損分を混ぜないで記録します。

発送可能な注文

自分が決めた確定条件を満たし、作品、梱包、発送先の確認が済んだ注文です。未入金、取消確認中、住所変更中などは同じバッチに置きません。

発送済みの記録

実際に発送作業を終えた注文の状態です。配送状況や到着の結果をここから推測せず、必要な確認は販売先・配送サービスの案内へ戻します。

公開停止と発送停止は別の操作

販売停止
新しい注文を受けない状態。販売可能在庫を確認する。
受付済み
すでに約束した注文。確定条件と連絡先を確認する。
発送作業中
梱包・出庫・引渡しを進めている荷物。販売ページの表示とは別に追う。